プールフィッシングをはじめよう(ルールと注意点)

前回はプールフィッシングとはについてのおおまかな説明でした。今回は、よく言われるレギュレーションなどの言葉を説明していきます。晩秋から春先まで気軽に釣りができるプールフィッシング。ルールを守って楽しい釣りを行いましょう。

今回は川越水上公園のHPから解説していきます。

ひととおり時間がある方は、26分ほどですが、初心者用動画をまず見てください。→コチラ

目次

準備編

釣り方 フライフィッシング、ルアーフィッシング、エサ釣りがあります。ここではルアーフィッシングメソッドですので、ルアーフィシング(トラウト=主にニジマス)についてのみ紹介します。

ロッド 

6フィートくらいが基本、体に合ったサイズを使いましょうとあります。これは自分の身長と同じくらい、または短めが扱いやすいです。遠くに投げたい方は長めのロッドを使っている方が多いです。5~6フィートが一般的ですのでまずは一本のロッドでやってみましょう。最初は竿先が柔らかめのロッドが扱いやすいです。

リール 

スピニングリール1000番台~2000番が良いと思います。私は夏の野池でも使うので2000番を使っています。番号が小さいほど小さく軽く、糸巻量が少ないです。スピニングリールの構造を詳しく知りたい方はコチラの動画がお勧めです。リール(本体)、ベール(金属の枠)、スプール(糸を巻いてあるもの)、ドラグ(リールの上部にあるつまみ。緩いとスプールの回転が弱まる、固いと強まる)の名称と役割は覚えておくとより釣りが楽しくなります。

キャチ&リリース 

魚が釣れたらネットで魚をすくいます。すくったら魚を見て喜び、再放流します。釣れてくれてありがとうとし、優しくリリースしてあげましょう。食べたい場合は釣り場のルールに従い保管します。バケツに入れることが多いですがクーラーボックスを持ってきている方も多いです。※持ち帰りは引数制限があります。

ネット

ネットは現在はラバー製が推奨されています。魚が傷つきにくいという理由です。ネットの他にリリーサーというものがあります。これはネットよりも魚のダメージが少ないことが特徴です。つまり、水面で針を外して魚に逃がす道具です。私は小さいサイズはリリーサー、大きいサイズはネットを使っています。

利用規約・ルール

埼玉県のプールフィッシングに共通する内容です。釣り場受付にもありますので、ルールが変わることもありますので、毎回確認しましょう。

川越水城公園HPより

レギュレーション

主に使用ルアーのルールが書かれています。ルアー釣りの場合は主に2つ①フックはかえしのないバーブレスフックを使うこと、②ソフトルアーは使わないこと(魚がソフトな部分を食べて死んでしまうため)は最低限覚えておきましょう。わからなければスタッフや近くの釣り人に聞いてみましょう。

川越水城公園HPより

ルアー 

上記のレギュレーション例からもわかるように、ハードルアーを使います。固いルアーで魚が飲み込まなければ基本はOKです。スプーン・クランク等ありますので、好みのルアーで釣りましょう。ルアー個々に特徴がありますが、重さと色の影響があるので、同じもので明るい色と暗い色の2種類は持っておくといいです。金・銀系、黒系、赤系が釣っていると魚の反応がわかりやすいです。

タックルの組み立て方

ロッドとリールをつないで、ライン(糸)をロッドのガイド(わっか)に通すところまでが一番大事です。これをきちんとしないとルアーを投げる時に思ったように距離が出なかったり、ラインがガイドや、リースのスプールにからまってしまいます。7分15秒あたりから見るとより詳しくわかります。

糸の結び方(ノットと言います)

ハングズマンノットの説明がされています。8分52秒からわかりやすく紹介されています。ラインは糸は透明で釣り場ではなかなか難しいので、この説明は太いロープで見やすく説明してくれています。いろいろな結び方がありますので自分なりにやりやすく、糸がほどけない結び方を習得してください。ルアーを失うと、結構ショックです。値段もそこそこしますので。。。

釣りをしよう

挨拶

釣り場に入るときは、「お隣失礼します!」「お隣いいですか?」等声をかけましょう。間隔がある程度ないと竿が当たったり、ラインがからまったりし、大変な迷惑がかかります。気持ちよく釣りたいですね。

服装

動きやすい恰好であればOKです。帽子と偏光グラスは用意しましょう。頭と目を守ることと、偏光グラスは水の中の様子が肉眼よりもよくわかります。本当によくわかります。かっこつけていると思う人もいますが、それは大いなる勘違いです(笑)。

ロッドの扱い方

優しく扱いましょう。穂先を上に持つことだけ徹底してください。ここがロッドの命です。あとは手が延長しているイメージがもてればロッドへの適応が速くなります。

キャストの仕方 

15分40秒ここを何回も見ることおお勧めします。投げる前に後ろを確認することが必須です。人がいたらけがや事故のもとです。穂先からルアーまでの距離は10cmを基本とし、ベールをあげて、ラインを指で押さえます。そうしたら糸がでる準備はOKです。ルアーを投げる準備をします。構えはロッドを頭を基準に時計で言う10時で構えます。2時までキャストし、2時前後でラインを押さえた指を話しましょう。うまくルアーが飛んだら着水時にラインを止める(糸に触る)ことを忘れずに。この所作を繰り返し、思ったところに投げられるようになると釣りウマの近道です。

リトリーブ

ルアーを巻くスピードはゆっくりと丁寧に巻くことです。水深は浅め、中層、底の3種類でルアーを動かすことをまずは覚えましょう。ルアーを投げたら、いったん竿を上げてラインをはった後、着底するまでラインの行方をみると、糸がふわっとたるんだら着底です。そのあとまずはゆっくりと巻くことです。

アタリと合わせ

リールをゆっくり巻いていると、竿がクンクン行ったり、急に糸がたるんだりします。魚がルアーのフックを一瞬触りに来た瞬間ですので少し10センチ程度合わせるかそのまま巻くかでフックに魚の口がかかります。その瞬間、魚が逃げようと慌て、抵抗するのでそうなったらヒットです!

ネットに入れるまでと入れた後 

基本は魚を陸にあげないことです。針の外し方は針をつまむことと、魚に触る場合は魚をやけどさせないために手を冷やしてから触ることです。20分25秒からが参考になります。釣れたら嬉しいですね!

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ニジマスとラバーネット

紹介動画の実釣撮影場所は私がよく行ったさいたま水上公園(上尾)でした、2023年初旬に残念ながら閉園してしまいましたが懐かしの釣り場です。埼玉県には川越水上公園、しらこばと水上公園、加須はなさき水上公園がありますので10月に入ったらHPをのぞいてみてください。開催日時が公表されます。晩秋から春先にかけて毎年ほぼ週6日営業されています。困ったらスタッフに聞く、これが一番です!

前回の記事「川越水上公園のプールでニジマスを釣る」はコチラ↓

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