釣りの初心者の準備は?道具や釣り方についてまとめてみた

初めて釣りをする場合、どのようにすればよいか、わからない方も多いと思います。基本的な事項をまとめてみました。このサイトは川や沼の淡水魚釣りについて書いていきますが、今回はどこでも共通する内容となっていますので、よろしければ参考にしてください。

①釣り竿を選ぶ

釣り竿は長さや強さ、素材、価格帯などで様々な種類があります。初心者の方は、初めての釣りに適した手頃な価格帯で、軽量で取り回しのしやすいものを選ぶと良いでしょう。淡水魚釣りにおいては、金魚やコイ、ニジマスの釣り堀(有料)からスタートする、または、釣りの経験者に連れて行ってもらうことをお勧めします。釣りをする時間が限られているので、その間に準備や道具のトラブルが起きた場合、自力で解決することがはじめは難しいと感じることがあります。何事もそうですが、たいていは1~2回経験を積めば対処できますので安心してください。店員さんや経験者が対処法を教えてくれるので、本来の釣りをする時間が少なくならないようにできます。

②釣り糸を選ぶ

釣り糸も種類があり、太さや引張強度、素材によって釣りのスタイルやターゲットに合わせたものを選ぶことが大切です。素材はナイロン、フロロ、PEなどありますが、ナイロンを選んでおけばまずは問題ありません。最初は「ナイロン」でいきましょう。

③フックやルアーを選ぶ

釣りのターゲットやスタイルに合わせたフック(釣り針)やルアーを選びます。店員さんに相談すると良いでしょう。フックは餌をつけ、魚が餌として食べる時に口に引っかかるようにできています。餌は主に3種類あります。生エサ(ミミズ、赤虫、イクラ等)、練り餌(植物性の粉を水で練って団子状にする)や疑似餌(ルアーやワーム)のどれを使うかを釣り場や魚によって選びます。釣り堀や管理釣り場ではルールがあるので、①②③のセットを貸してくれる場所が多いです。料金込みと別途料金があるので、事前に確認しましょう。

④釣り場を探す

釣り場は、川や海、湖、ダム、釣り堀など様々な場所があります。地元の情報を調べたり、釣り具店やネットで情報を集めて、初めての釣り場を探してみましょう。たいていの釣具屋さんは何を釣りたいかを聞けば場所や必要な最低限必要な道具は教えてくれます。予算を伝えて一般的な道具をそろえるにいくらくらいするのか等考えるのも楽しいです。

⑤波や風の状況を確認する

釣りをする前に、天気や波の状況、風向きなどを確認し、安全な釣りを心がけましょう。とにかく安全第一です。釣り禁止の場所では当然釣りはしてはいけません。

⑥キャストの練習をする

キャストは、釣り糸を遠くに飛ばす技術です。キャストの練習をして、釣りを楽しむための基本的な技術を身につけましょう。延べ竿とルアー竿の2種類があります。延べ竿はリール(糸をまく機械)がいらないので気軽に釣りができます。ルアー竿はリールが必要ですので、大きな魚を釣る場合や遠くに魚がいる時にキャスト(投げる)必要があります。スピニングリールとベイトキャスティングキャスティングリールの2系統が大きくありますので、まずは、スピニングリールをお勧めします。釣り場である程度練習が必要ですが、慣れれば思った通りの場所に投げることができるので、より釣りが楽しくなります。

⑦餌やエサを用意する

釣りのターゲットや釣り場に合った餌やエサを用意しましょう。初心者は、市販の餌やエサを使うのがオススメです。ルアーはニジマス釣りを管理釣り場で始めることをお勧めします。そのほかの釣りは釣具屋点の人に聞いたり、知り合いにきいたり、釣りをしている近くの人に聞いてみたりして経験値をあげていきましょう。

⑧持ち物を用意する

釣りに必要な持ち物は、釣り竿や釣り糸、フックやルアー、餌やエサ、はさみやペンチなどです。また、水筒や虫よけスプレー、日焼け止めなどのアイテムも忘れずに持っていきましょう。水分補給や駐車場、トイレの場所の確認はほかのスポーツと同様に必要です。野池に行く場合はコンビニが近くにあるか等もチェックしておくといいです。忘れ物には注意しましょう。経験上、準備した装備を入れたつもりで釣り場に行ってから気が付くという悲しい思い出が何回かあります。

⑨釣り方を学ぶ

釣りは、ターゲットや釣り場に合わせた釣り方があります。釣りの基本的な知識や釣り方を学び、楽しく釣りをするための基礎を身につけます。何の魚を釣りたいかをまずは決めましょう。

⑩マナーを守る

釣りは、自然と向き合うスポーツです。周囲の人々や自然環境を大切にし、マナーやルールを守りましょう。また、釣った魚をを持ち帰る場合は、釣り場のルールや法律に従って、適切に処理するようにしましょう。

⑪入門書や動画を参考にする

釣りに関する入門書や動画は数多くあります。初心者の方は、これらを参考にして、釣りの基本やテクニックを学ぶと良いでしょう。

⑫趣味として一人で、仲間で楽しむ

釣りは、仲間と一緒に楽しむことができるスポーツです。釣りが好きな人を探して、一緒に釣りに行くことで、技術の向上や新たな発見があるかもしれません。釣りは、自分一人で楽しめる趣味でもありますのでお好みですね。釣り場ですれ違った釣り人と釣果の報告などを話し合うのも楽しいです。

⑬楽しむことを忘れずに

釣りは、競技ではありません。自分自身と向き合い、自然と向き合い、楽しみながら行うことが大切です。釣果が少なかったり、上手くいかなかったりしても、気持ちを切り替えて楽しむことが大切です。

⑭安全に釣りをする

あえて何度も書きますが、釣りは、安全に行うことが大切です。野池では魚がいる場所(ポイント)は人気のいない場所も多く、場所を探すのも楽しみの一つですが、釣り場の状況や天候、自分自身の体調などに合わせて、安全に釣りを楽しみましょう。足場がよいか悪いか等言われたりします。足場の悪い場所は転んだりすると危険ですので、行かないようにしましょう。何度も書きますが、安全に釣りをすることが一番大切なことです。釣りによっては万が一、水辺に落ちた場合、ライフジャケットをつける場合もあります。

⑮継続することが大切

釣りは、継続することで上達や新たな発見があるスポーツです。初めての釣りがうまくいかなかったとしても、諦めずに続けていくことが大切です。最初は釣り堀をお勧めします。釣り堀はセットと魚が見える場合が多いので店員さんに初めてだといえば親切に教えてくれます。管理釣り場はニジマスや、ヘラブナ等魚種が分かれます。ヘラブナは専門的な釣り堀が多いですのでまずは、ニジマスや金魚・コイの釣り堀で1~2時間やってみることをお勧めします。

ルアー釣りで釣れたニジマス:写真AC提供

30年前はロッドやラインなどはたくさんの種類はありませんでした。月日が経つにつれて専門性が増し、魚種や用途別にロッド、リール、ライン、フック、シンカー等が豊富になってきています。ゴルフでもモバイルでも同じですね。必ず専門的なものが必要かというとそういうわけではないのである程度汎用性はあると思って使ってみることをおススメします。例えば、ニジマス用にルアーロッドを購入したら、野池でのブラックバスやナマズ釣りにもよほどの大物でない限り普通に使えます。大きいサイズが釣れたらネットを使うことをおススメします!

前回の記事、「はじめに」の記事は→コチラ

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