ポッパーは、釣り愛好家にとってなじみのある魚を釣るための人気のあるルアーです。その特徴的な形状とアクションによって、釣り人に興奮と喜びをもたらします。この記事では、ポッパーの概要と用途、釣れやすい状況、およびポッパーで釣れる魚について説明します。
1.ポッパーとは?
ポッパーは、その名の通り、水面をポコポコと叩くようなアクションを生み出すルアーです。通常、ハードプラスチックや木製で作られ、ヘッド部分には突起やカップ状のくぼみがあります。投げ込んだ後、リトリーブするときに竿を動かすことで、水面上で魚が餌を追いかける様子を模倣します。このアクションは、魚にとって攻撃的な刺激となり、彼らの注意を引きます。
ポッパーの主な用途は、表層で活動する魚を釣ることです。例えば、ブラックバス、ナマズ、雷魚、ニジマス、シーバスなどがよくポッパーに反応します。夏の暑い日や日没後の涼しい夕暮れ時に特に効果的です。ポッパーは、水面上での活発な動きと音を出すことによって、魚にとっては「食事の機会」です。夏の避暑地、冬場のニジマスの管理釣り場でもポッパーで釣れると楽しいです。
2.ポッパーを使うときの注意点
ポッパーを使用するときには、いくつかのポイントに注意する必要があります。まず、釣り場の水の状態を確認しましょう。波立った水面や強い風のある日には、ポッパーの効果が低下する可能性があります。(その場合はスピナーベイトやワームをお勧めします。)要するに穏やかな条件下で使用することをお勧めします。また、ポッパーのサイズや色も重要です。魚の捕食習性や周囲の環境に合わせて、適切なサイズやリアルなデザインを選びましょう。2・3個持っていると楽しいです。
ポッパーで釣れる魚の種類は多岐にわたります。ブラックバスは特にポッパーに対して積極的に反応し、その大胆な攻撃は釣り人にとって忘れられない体験となるでしょう。また、ニジマスもポッパーに魅了され、攻撃的な反応を示します。ポッパーはまた、他のトラウトやシーバスなどの沿岸魚の釣りにも効果的です。これらの魚は水面で餌を追いかける習性があり、ポッパーの魅力的な動きに引き寄せられます。
3.ポッパーを使用する際のテクニック
キャスト時(投げる時)
適切な場所を選び、ルアーを正確に着水させることが重要です。魚が見える場合は、その場所よりやや遠めにキャストし、魚が見えた場所を通過させることから始めましょう。いったん着水したら、波紋が起きますので、すぐに引くか、波紋がなくなったらリールを巻き始めるの2パターンを考えましょう。私は魚が見える場合はすぐリールを巻く派です。見えない場合は波紋が収まったら動かします。いろいろやってみると楽しいです。
リトリーブ時(リールを巻いてルアーを操作するとき)
竿をクイッと上げたり、リールを早く巻いたりしながら、リアルなポップ音とスプラッシュを作り出すようにしましょう。ポッパーを静止させたり、バズーカーコール(突然の大きな音)を出すことも有効です。このようなバリエーションを取り入れることで、魚を引きつけ、攻撃的な反応を引き出すことができます。水面で魚が食いついた時にはその感動はたまりません。
初心者向け「ブラックバスの釣り方 ポッパー編(動かし方)」の動画オススメは→コチラ
fishinganglerpoint より
※動画ではベイトキャスティングリールを使っていますが、よほど重いルアーでなければスピニングリールとスピニングロッドで問題ありません。ポッパーを購入の際に、ラインのサイズと自分のスピニングリールに合うサイズのルアーを購入しましょう。(お店の人に聞くのもいいです。)
最後に、ポッパーフィッシングの楽しみと挑戦を強調しておきます。ポッパーはエキサイティングな釣り体験を提供し、釣り人にとって忘れられない瞬間を生み出します。しかし、成功するためには熟練したキャスティングとリトリーブのテクニックが必要です。練習と経験を積んで、ポッパーの魔法の一撃を体験してください。
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